太ったせいで服がきついと、とても落ち込んだり、悲しくなったりしますよね。
そこからダイエットに火が付いてやる気に満ちることもありますが、
・自分はこんなに太ってしまって、みっともない
・太った自分を許せない
・服がきついなんて恥ずかしい…もうダメだ…
など、自分を責める言葉につながってしまうことで自暴自棄になってしまい、ダイエットどころかドカ食いや過食につながってしまうこともあります。
太ったせいで服がきつくなってしまった場合は、今の体型に合うように調節すること、自分に似合う服を選ぶこと、むやみにダイエットせず自分を責めることをやめて、自暴自棄によるドカ食いや過食につながってしまうことを防ぐことができます。
この記事では元・摂食障害/ダイエット依存20年の管理栄養士が、太ったせいで服がきつくて焦ってしまった時に特に試してほしいことを3つご紹介します。
ほんとアレはショックよね…
でも大丈夫だよ。
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目次
太ったことで服がきつい時、なぜ焦るの?
「太ったせいで服がきつい、痩せなきゃ!」と思った場合、あなたは本当に今着られなくなった服を着られるようになるために痩せたいと思ったのでしょうか?
あなたは本当は、「服が着られなくなった=今の自分ではダメなんだ。痩せないとダメなんだ。」と思って焦っていませんか?
ここできっとたくさん自分のことを非難してしまっているのではないでしょうか。
このような場合、勢いでダイエットをしようとして、運動をしてみたりむやみに食事制限をしてしまうと自分に我慢を与えてストレスを感じてしまい、ちょっとその「痩せなきゃ!」という緊張の糸が切れてしまうとドカ食い、過食につながり、リバウンドして余計に太ってしまうことがあります。
そうならないために、まずは太ったせいで服がきつくなったとしてもそこで自分を責めたり、「自分はダメな人間だ」とジャッジしたりするのはやめましょう。
服に人生をもっていかれるな
急激に太ってしまった場合ストレスはさらに大きくなる
ドカ食いや過食が続いて太ったせいで服がきつい場合、ここ1年で少しずつ太ってきてしまったという場合と違い短期間で体型が変わってしまいます。
体重が増えていくことですらストレスなのに、特にオシャレが好きであったり服にこだわりがあると、急にお気に入りの服がきつくなるなんてとてもショックで耐えられません。
好きだったブランドが似合わなくなったと感じ、そのお店に入るのすら恥ずかしくなって買い物に行くこともできなくなってしまうことがあります。
こうなってしまうと、自己否定も強くなり自分を責めてしまい、「痩せてやる!」と勢いでダイエットをしようとしてストレスがさらに強くなり、もっと過食も酷くなってしまいます。
そうならないためにまずは落ち着いて、今できることで、太ったせいで服がきついという問題を解決しましょう。
太ったせいできつくなった服は、捨てる?捨てない?
太ったことで服がきついため、「もう着れないなぁ」と思ったとき、その服をどうしようか悩むこともありますよね。
捨てないでとっておいて後でビフォーアフターを楽しもうという人もいるでしょうし、そのきつくなって着られなくなった服があるということがストレスと感じる人もいます。
捨てることも、捨てないこともどちらも正解です。
手元において痩せるための目標にしよう、とポジティブになれる場合はそのまま持っていても良いでしょう。
しかし、着られなくなった服があることが自分を責めてストレスになる場合は、思い切って捨てたり、売ってしまったりして手放すことで新しい私にアップデートしようと思いきって決めましょう。
ここから、太ったことで服がきついと感じた時に特に試してほしいことを3つご紹介していきます。
私もまだ痩せてた時のTシャツ
もってるよ。キツイけど(笑)
参考:太ったと言われた事がショック!でも落ち込む必要がない理由
便利グッズを使ってみる
「今困っている!」そんな時、きつい服を着るための緊急的な対処法として、思い切って便利グッズを使ってみましょう。
ウエストがきついまま、むりやりお腹をひっこめて履いていると、気持ち悪くなったり、吐き気がして体調に影響がでることもあります。
また、女性はブラジャーのアンダーのサイズがきついと、呼吸も苦しくなります。
無理にきつい服や下着を着るのはできればしないほうがいいでしょう。
さらに窮屈な下着のせいで、胸やお尻の形も変わってしまうことがあるようです。
すぐに買い替えるための時間やお金、気持ちの余裕がない時は、ズボンのウエストを伸ばせるアイテムやブラジャーのホックを増やすアイテムなど便利グッズを使って一時的にでも楽に着られるようにしてみましょう。
新しい似合う服を買う
ただ大きいサイズに買い替えたり、ただ好きな服を買うのはあまりおススメしません。
是非「自分に似合う服」にトライしてみましょう。
ここでいう「似合う」というのは 骨格診断やパーソナルカラーを取り入れるということです。
骨格診断とは
骨格診断では、持って生まれた身体の質感やラインの特徴から、自分自身の体型を最もきれいに見せるデザインと素材を知ることができます。
太っている、痩せている、年齢、身長などは関係ありません。
どんな人でも自分に似合うデザインと素材を知ることができ、ファッションでその人の魅力を引き出すことができるのです。
一般社団法人ICBI 骨格診断アナリスト協会 https://fashion.or.jp/about/
パーソナルカラーとは
第三者から見て似合う色のことです。
パーソナルカラーとは、その人の肌、瞳、唇などの色に調和する色(似合う色のグループ)のことです。
とはいえ、肌の色に似た色とは限りません。
4つの色のグループに「春」「夏」「秋」「冬」というニックネームをつけて、もっとも似合う色のグループがどのシーズンか診断するスタイルが広く知られています。
最近、イエローベース、ブルーベースという用語を、雑誌やSNSなどでも頻繁に目にします。
今や身に着けるものだけでなくメイクやヘアカラーにおいても、自分のイメージ作りに欠かせないものとなりました。
NPO法人日本パーソナルカラー協会 https://www.p-color.jp/
こちらの2つの診断を実際にやってみると、自分の似合わない色や似合わない形の服を着ると本当に一回り太って見えたり、老けて血色も悪く見えたりします。
逆に似合う色、似あう形の服を着るとそれだけでオシャレに見えますし、スッキリ、着太りせずに着こなせます。
骨格診断やパーソナルカラーに関する本は書店にたくさんありますし、googleで調べても関連するサイトがたくさんでてきますが、特にYouTubeをお勧めします。
YouTubeで検索すると、自分の年齢や体格が似ている人を見つけることができ、その人がどんな服を選んでいるか、どこで買っているのか、その服の質感はどうなのか、など本や写真よりもよりリアルにわかります。
それを参考にし、今の体型に合うサイズの、似合う服を買ってみましょう。
近くに専門の方がいるのであれば、実際にプロの方から骨格診断やパーソナルカラー診断をしてもらうのもいいですね。
ホントにオシャレな人は
体型にかかわらず魅力あるよね
参照:ダイエット中に過食でリバウンドしたときの考え方と3つの対処法
服で自己価値を判断しない
「Sサイズを着ることができない私なんて許せない。」
「スカートが、スキニーパンツがきつくなった、足が太くてはけない。」
「こんな太った自分なんて価値がない…。」
あなたはこんな風に自分自身に責める言葉をかけていませんか。
太ったことで服がきつくなったことは、極論今すぐ生死にかかわる重大な事件ではありません。
いくらでも服のサイズはあります。
そして普段あなたを見ている人からしたら、あなたがどのサイズを着ているかなんてわかりません。
サイズが大きくなるなんて恥ずかしいと思うかもしれませんが、実際に大きいサイズに変わったとわかるのは自分自身だけのことが圧倒的に多いです。
太ってしまって今まで着ていた服がきついと感じることはとてもショックで辛いですが、無理に窮屈な服を着ようとして、自分を責めるよりは今の自分にちょうど良い服を着てみましょう。
その上で、もし「この服が着ることができるようになりたい」という、今の体型では着られないサイズの服があるのであれば、「このワンピースをきて、素敵なリゾートに行ってみたい!」など楽しい気持ちで目標にしてみることは良いでしょう。
誰もあなたの服のサイズを
見ている人はいない~
まとめ
小さくなってしまった服のためだけにダイエットしようと思いますか?本当はその服を着ることができない自分に×をつけて、このままではダメだと責めているのではないでしょうか?
自分を責めて、焦って勢いだけで行うダイエットは失敗する確率も高い上、過食にもつながるので、まずは焦らないことが大切です。
すぐできる対処法や自分の似合う服を知ることで、太ってしまっても諦めず、オシャレを楽しんでいきましょう。
オシャレを楽しむ心があれば
いつでも綺麗になれるよ
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