自己受容・自己肯定

自分を好きになるなんて無理!そんなあなたへの対処法

自分を好きになるなんて無理!って思っていませんか?
よく「自分を好きになろう」という言葉をききますが、正直「そんなのできないし。自分を好きなんて恥ずかしい」なんてことまで思ってしまうかもしれません。

しかし、自分が自分を嫌いなのに、周りの人に好かれようとしたり、嫌われたくないと思ったり、愛されたいと思って恋愛をこじらせたりしていませんか?

自分が自分を好きになれないのに周りに求めてしまうと、依存的になったり、人生を他人に振り回されてしまう原因になります。

自分を好きになり、大切にすることで、周りからも同じように大切にされるようになるのです

今回は自分を好きになるなんて無理と思っているあなたへの対処法をお伝えします。

参照:自分が嫌いで辛いときに心を楽にする3つのこと

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自分を好きになるなんて、無理でしょ?は、本当?

自分を好きになるなんて、無理!と感じているあなたは、本当は「自分を好きになってはいけない」と思っていませんか?

例えば、

中学生のころにとてもナルシストな男の子がいて、自分にとても自信があってみんなの前に立つのが大好きで、俺かっこいい!なんて言ってるけれど、教室のすみで悪口を言われていた。

高校生のときに、自分が大好きな女の子がいて、自分が可愛いということにとても自信をもっていて、男子にアピールしまくっていて、結果女子には嫌われて省かれていた。

このような「自分が好きで自信があると、人から嫌われる」というエピソードと過去に出会っていることはないでしょうか。

  • 出しゃばっていると嫌われる
  • できるアピールすると嫌われる
  • 可愛い!といわれて「ありがとう」なんて受け止めたら嫌われる

などネガティブなイメージをもっていると、自分を好きになってはいけないという考えをもってしまいます

もしこのように、自分を好きであること自信があることにネガティブエピソードをもっていたら、それは捨ててしまいましょう!

というのは、確かにそのエピソードはあったかもしれませんが、この記事を読んでいるあなたはもう自分を嫌いでいる必要はありません。

誰かに必死に好かれようとする必要もありません。

これから自分を好きになってよりよい毎日をすごしたいと思うのであれば、「自分を好きになって、自信をもっていいんだ」ということをまず理解しましょう。

なぜ自分を好きなほうがいいいの?

自分を好きで、大切に扱うことで、周りの人からも大切にされるようになります。

簡単な例をご紹介しましょう。

あなたは友達にティッシュをもらおうとしています。

友達はティッシュを汚そうに投げてきました。

あなたはそのティッシュをどう受け取りますか?

…汚そうに「ちょっと嫌だな」って思いながら受け取りませんか?

逆に友達が丁寧に両手でティッシュを渡してくれました。

あなたはどう受け取りますか?

綺麗なティッシュだな、ありがとう!」と受け取りませんか?

これは、物の例ですが人間関係にも言えることです。

自分をこんなもん、と雑に扱えば、周りもあなたを「こんなもん」と扱いますし、自分を丁寧にしていれば、周りもあなたを「丁寧に対応しよう」と思うものです。

自分を好きになって、大切に扱うことは、結果的に自分が周りから大切にされ、愛されるということに繋がってきます。

ではここから、 自分を好きになるなんて無理と思っているあなたへの対処法、自分を好きになるためのポイントをお伝えしますね。

参照:「自分が嫌い」だから別れたい、自信のない時心がける3つのこと

1.自分を好きになるのが無理なら、まず自分に集中する

自分を好きになるのが無理、つまり自分が嫌いで、周りの人のほうがすごいとか素敵とか、かわいい、綺麗などと思って自分と比較して、結果「私なんてダメ」と思っていませんか?

そんなあなたは単純に周りを見すぎです。

普段から、自分のことより他人のことを考えたり、他人の目を気にしていませんか?

他人のことを考えている時間がくなると、他人と自分の比較も多くなってしまいますし、自分が何を考えて何を望んでいるかもわかりずらく、他人のペースになりがちです。

まずは、そういった他人のことを考えることを減らしてみましょう

例えばSNSを見る時間を少しだけ減らす、その代わりに自分が好きで楽しくなるような、本や雑誌をみたり趣味の時間を増やしてみましょう。

趣味がなければ、美容に関することを普段よりも時間をかけてやる、ということも良いでしょう。

なるべく自分自身や自分の好きなことをする時間を増やすことで、他人への羨ましさや僻み、私なんてと思う時間を減らすことができます。

参照:自分が嫌いだから変わりたいときに意識したい2つのこと

2.どんな自分でも「うんうん、そうだね」と受け止める

自分を好きになろうとしたとき、頭の中では結局いちいち自己否定になっていませんか?
「またこんなことしてる、やっぱりだめだ」「あ、でも自分を好きになるなら自己否定しちゃだめだ」

という感じで、なにかと自分にダメだししていることがあるのではないでしょうか。

まずはその「そんなことしちゃってる自分」にも「まあ、そうだよね、そう思うよね~」くらいの軽い気持ちで接してみましょう。

例えば暴言を吐いたり頭の中でむかつく!とイライラして、そんな自分がダメで嫌いだとおもうのであれば、そこで自分にダメだしせず、「また怒っちゃったけど、イライラしてたんだね。思い通りにいかないんだね。疲れてるのかな~」と考えてみてください。

「ここはダメだからこうしなきゃ!」と自分を正そうとして考えている言葉が実は自己否定になってしまっていることも。

どんな自分も好きになるために、まずはどんな自分も受け入れるために「そうだね」と自分に言ってみましょう。

参照:「自分が嫌い」だから別れたい、自信のない時心がける3つのこと

3.自分を好きになるための感謝ワークをしてみよう

感謝ワークというのは聞いたことがあるでしょうか?

一般的に感謝ワークとは、身の回りの人や物にたいして「ありがたい」「ありがとう」を感じてそれを言葉にしていくワークのことが多いです。

  • ○○さん、いつも○○してくれてありがとう
  • 屋根があり快適に暮らせる家があることに感謝、ありがとう
  • 水が飲めることにありがとう

など、普段の何気ないことに対してもっと感謝を感じたりありがとうを伝えようというのが普通かもしれません。

ですが、自分を好きになるのが無理!と感じているあなたにお勧めなのは「自分への感謝ワーク」です。

「自分?!」

と思われた方もいらっしゃると思いますが、ぜひ騙されたと思ってやってみてください!

例えば「今日も早起きしてくれてありがとう!かわいくメイクしてくれてありがとう!」という感じに、もう一人の自分が自分に声をかけるようにノートに書き出したり、声に出してみてください。(声にだすのはハードルが高いと思うので、ノートや手帳、日記でOKです)

なんでも、ありがとうにしてみましょう。

「おいしいご飯を食べてくれてありがとう」

「仕事を頑張ってくれてありがとう」

「嫌だと思うことも、ちゃんとこなしてくれてありがとう」

そうやって自分にありがとうをしているとなんだかちょっと笑えてきたり、面白くなってきませんか?

ちょっと笑えるくらいが、心が緩んでいいですよ。

「もう、ほんとに毎日がんばってるよね!ほんと私ってばありがとう!」そうやって自分のがんばりに◎を付けていくと誰かに認められたり、褒められたりしなくても自分でその気持ちを満たしてあげることができます。

それを繰り返していくうちに「こんな自分もイイかも」と少しずつ思えてきます。

ぜひ自分への感謝ワークをやってみてくださいね。

まとめ

「自分を好きになるなんて無理、だってとにかく嫌いなんだもん。」

そう思うのは他人と比べすぎているし、いちいち自己否定してダメだししているからです。

でも、自分というものとは一生付き合っていく、絶対に離れられないもの

だったら、嫌いでイライラしたり嫌な気持ちで一生過ごすより、騙されたと思って「自分を好きになる」方が、人生が楽しくなるのではないでしょうか。

そして自分を好きで大切にするほうが、周りの人も同じような気持ちで接してくれるようになります。

自分を少しでも「好きになったほうが、なんかイイかも」と感じたら、今日からできそうなことをひとつ始めてみてくださいね。

ABOUT ME
皆川 ゆり
岩手県出身/管理栄養士 【心をゆるめる栄養カウンセラー】 痩せ願望や自己否定によるダイエットからリバウンド、摂食障害、ストレス食いに悩む方が、ダイエットに縛られた心から解放されて、自分の魅力を生かせるようになる食事とマインドをお伝えしています。