朝から過食してしまって1日後悔したり、「もういいや」とその後も1日中過食していませんか?
日々ダイエットを気にして食事量を減らしているのに、朝ちょっとだけ食べ過ぎるとそのまま、1日中食べたくて仕方がなくなってしまうことも。
朝から過食してしまったからと言って、その日は何も食べないという極端な制限をしたり、食べてしまったものを何とか消費しようといつも以上に運動をがんばってみる、など無理をせず、落ち着いて1日を過ごすことで、次の日まで引きずったり、さらに過食することを抑えることができます。
今回は朝から過食してしまい焦ったら見直してほしい4つのことをお伝えしていきます。
参照:過食のカロリーが気になった時、悪化させない過食後の過ごし方2選
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目次
朝から過食してしまう原因
朝から過食してしまうのは、日々の食生活に問題があることが考えられます。
最近の食事はどうでしたか?
昨日の食事はどうでしたか?
例えば、「昨日は仕事で遅くなったけれどダイエットしているから夕食は食べなかった。」という場合は、空腹と仕事のストレスで過食になってしまったと考えられます。
また、普段はどんな食事をしていますか?
- 朝は白湯だけ、スムージーだけ、コーヒーだけ
- 昼は野菜中心、タンパク質が取れる肉魚卵が中心、時間がないからパンだけ
- 夕食はごはんは太るから食べない、18時以降食べない、野菜だけ、スープだけ
色々とルールを作って食事をしていると、偏りすぎてエネルギーや栄養素が足りなくなり朝は空腹になりすぎてしまっているかもしれません。
逆に過食になることが多くて、胃が膨らんでいると、朝もまた過食したくなることもありますよね。
食事内容の問題だけでなく、もちろんストレスや不安など気持ちの面で不安定であることも原因になります。
あなたが朝から過食してしまうことで悩んでいるのであれば、なぜ朝から過食になってしまうのか、自分なりの原因を見つけ出し、それを解決していくことが必要です。
そこで、その原因を解決するための4つのことをご紹介します。
参照:一人暮らしで寂しい時過食してしまうあなたへの3つの対策法
1.朝から過食してしまうなら1日の食事内容をみなおす
朝から過食してしまう場合、普段の食事量が不足している可能性があります。
- ダイエットをしているから
- 忙しくて
- ストレスで
食事量が減っていたり、単品食べをして、栄養素が不足しているのではないでしょうか。
例えば、朝は水分や果物類だけ少したべる場合は、昼夕で食事をしっかり摂ることが必要ですが、痩せたいからと言って昼夕もごはんを食べなかったり、高たんぱくのものだけ食べようとして「サラダチキン」「プロテイン」「ゆでたまご」「ヨーグルト」を中心に食べていませんか。
お昼こそしっかり食べるチャンスです。
たんぱく源だけに偏らず、主食になる穀物類(ごはん、パン、麺など)を食べてみましょう。
エネルギー不足がおやつや甘いものを食べたくなる原因にもなります。
野菜不足はビタミンやミネラル不足、食物繊維不足になります。
主食やたんぱく質源の単品食べになってしまっている場合は、野菜類を摂る事で食欲が落ち着き、肌荒れや便秘も改善されることがあります。
ゆっくり食べる暇がない、という方は、ゆっくり食べられる時間1回でも良いので、野菜を意識して食べられるといいですね。
1日のうちで1回でもゆっくり食事を摂る時間があれば、その時間は落ち着いてよく噛んでたべよう、など決めてみることも心の安定を作ることができます。
参照:ダイエット中に過食でリバウンドしたときの考え方と3つの対処法
2.体調やライフスタイルに合った食事を取り入れる
「朝は排泄の時間だから白湯だけで、何も食べないほうがいいんだ!」
「固形物は良くないから、スムージーだけ!」
と何かルールを取り入れて過ごしていたら、過食になってしまった、ということはありませんか?
世の中で良い、とされる食事法があなたにも必ず合っている、ということはありません。
朝なにも食べない結果、お昼を食べるまで体がずっと冷えてしまっていて辛い場合は、朝食べないことが合っていないのです。
無理にその食事法を続けようとせず、ごはんにお味噌汁といった和食を食べる方が元気に過ごせるのではないでしょうか。
普段は朝食べないのに休みの日に朝から過食してしまう場合は、普段から朝食を食べるようにしてみましょう。
いろいろと試して、自分が落ち着いて1日をすごせる方法があなたに合っている食事です。
3.ルールが崩れる日があっても良い
「普段はあまり食べないけれど、旅行の日は朝からいっぱい食べちゃう!そのまま1日過食になってしまった…。」
「昨日夕食がたべられなくて、お腹が空いて朝にたくさん食べてしまった!」
自分で決めた朝のルールが崩れてしまうときに、過食してしまうことはありませんか。
「こうしなければならない」というルールを決め過ぎて、これ以外は「だめ」としてると、いつもと違う状況になったときに自暴自棄になりやすいものです。
最初から「ルールが崩れる日があっても良い」と決めておきましょう。
その日の状況や体調に合わせて、今日は旅行だし好きなものを食べてみよう、今日はお腹が空いているから食べてみよう、とシンプルに考えてみてください。
ここで本当の気持ちからずれて我慢していまうとかえって食べたくなってしまうものです。
食べたいときは我慢せず食べてみましょう。
4.とにかく、焦らない
一番大事なのは朝から過食してしまったからと言って焦らないことです。
焦れば焦るほど、食べる量が増えてしまったり、エネルギーを消費しなければならない、と不安になってしまったり、今日は何も食べてはいけない、と制限に走ってしまったりしてしまいます。
焦った結果、過食を引きずってしまうことは多いのではないでしょうか。
前述したように、焦らずに「ルールが崩れる日があって良い」ということを思い出しましょう。
食べてしまったことを後悔したり、焦っても良いことはありません。
「そういう日もある」と認めながら、「原因は何かな?どうしたら過食にならないように食べられるかな?」と考えてみましょう。
「ただ食べたかった」のならそれでも良いのです。
自分を責めることは不要ですよ。
まとめ
朝から過食してしまうと1日後悔してしまったり、1日中体が重くて辛いものです。
いつもと違って食べてしまったからと自分を責めすぎたり、焦って何かしようとする必要はありません。
自分のライフスタイルと体調にあった食事を考えなおす、ルールが崩れる日もあって良いと認めることが大切です。
あなたは、どこからはじめてみますか?
一度に解決しようとせず、できることから1つずつやってみましょう。