「痩せたいから食べたくない。」そんな気持ちになったことはありませんか?
「食べたくなってしまうのが怖い。」「ちょっとでも食べると過食になりそうで怖い。」「自分一人のときは良いけれど、誰かと食べるときは怖くて控えてしまう。」
など、痩せたいから食べたくないのに、食べてしまって後悔する、ということもあります。
そもそも、「痩せたい」その気持ちはなぜあるのでしょうか?
どうして痩せたいのでしょうか?
まずはその気持ちに問題があるかもしれません。
焦っても痩せませんし、食べない、食事量をただ減らすダイエットはリバウンドをもたらしたり、精神的に不安定になるだけです。
あなたが目指したいのはどんな姿でしょうか?
あなたが目指しているのは、食べずにただ痩せることではなく、綺麗になることではありませんか?
今回は、痩せたいから食べたくないと思った時に見直してほしい3点をお伝えします。
▼元・摂食障害の管理栄養士が、心と体の不安が軽くなる情報をLINEからお届け中▼
>>努力・ストレス・リバウンドばかりのダイエットから卒業!自分を大好きになりながら「心も体も綺麗になるための5つのテキスト」を無料でプレゼント!詳しくはこちら<<
痩せたいから食べたくない、その問題点とは?
痩せたいから食べたくない、太るのが嫌・怖い・とにかく痩せたいと思うと、食べ物はすべて敵に見えてしまうものです。
例えば、「体調が悪くて何も食べられずに過ごしたら、痩せた。」という時、ちょっと嬉しくなって、このまま食べずにいたらもっと痩せるかも!と思い、あまり食べないようにしたこと、ありませんか?
でも、そういう体重こそ食べるとすぐに増えてしまうものです。
このような時の体重減少とは、単に脂肪が減ったわけではなく、水分が摂れなかった分が減っていたり、長い時間寝ていた場合は筋肉量が減っていたり、単純に食べ物がお腹に残っていないぶん普段より体が軽く感じる、お腹が出ていない、ということが原因です。
また、痩せたいから食べたくないけれど、お腹がすくから「ゼロカロリー」「野菜」だけで過ごそうと思うことにも注意が必要です。
野菜を食べることはビタミン類や食物繊維を摂ることに役立ちますが、それだけを食べ続けるのは健康を害する可能性が高いです。
特に、痩せたいからと言って「油脂」を食べないことは、女性にとって不健康の元。
脂質は女性ホルモンをつくったり、体の元となる細胞を構成する要素にもなっています。
そのため、女性が脂質を抜くと、ホルモンが関わる「月経」が止まるなどの生理異常を来したり、肌がガサガサ乾燥肌になったり、髪に艶がなくなるなど女性として悲しいできごとがたくさん起る可能性が高いのです。
綺麗になりたいはずなのに、不健康だったり体調を悪くしては悲しいですよね。
そして「ゼロカロリー」のジュースやゼリーなど、「人工甘味料」ばかり食べることも、食欲に異常を来す可能性があります。
ゼロカロリーを食べるほど、甘いものが食べたくなったり、過食したくなったりしていませんか。
ゼロカロリーだから安心と思って、それを食事替わりにした場合、味覚では「甘くて、おいしい」と感じるのに、いくらたべても「糖」が体に入ってこないため、脳が「全然糖がはいってこないぞ?もっと食べなきゃ」と勘違いしてしまい、もっと甘いものが食べたくなってしまうのです。
不健康になるのは理解できるけれど、「痩せたいから食べたくない、食べなければ痩せるのに…。」その気持ちはやっぱり変えられない。
そんなときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。
参照:ゼロカロリーなら過食しても安心?注意点と過食を抑える3つの工夫
1.痩せたいから食べたくない、その痩せたい理由は何?
- 誰かに体型をバカにされたから
- 失恋したから
- 以前より太ってしまったから
痩せたいと思った原因は様々あると思いますが、それは痩せれば解決できるのでしょうか?
何も食べなければ、ただ痩せることはできるかもしれませんが、精神的に不安定になったり、イライラしたり、お肌のうるおいがくなったり、髪もパサついたりしてしまうことがあります。
あなたが目指しているのは、ただ痩せている人ではなく、本当は「綺麗な人」ではありませんか?
痩せれば今より綺麗でかわいくなれると思っているかもしれません。
しかし、単に食べずに体重だけ減らした体は、体調不良を感じたり、綺麗から遠ざかってしまうのです。
あなたが目指すべきは、痩せることではなく、綺麗になること。
そのために、綺麗になる食べ物を選んで食べませんか?
参照:太ったと言われた事がショック!でも落ち込む必要がない理由
2.太るのが怖いなら適量を食べる
「太ることが怖いから、食べないようにしている。」
食べないようにしているものが、甘いお菓子やスナック菓子、菓子パンやアイスなど高エネルギーで太りやすいものであればダイエットには良いですが、単純に食事を減らしてしまうとリバウンドが避けられなくなってしまいます。
太るのが怖いときは、自分に合った「適量」の食事をするようにしてみましょう。
スマホのアプリなどで自分の必要エネルギーや食事量を簡単に知ることができます。
自分にあった食事量を知って、管理してみましょう。
参照:何を食べても美味しくないと感じる時に試したい4つのポイント
3.過食が怖い時こそ食べる
痩せたいから食べたくない、そう思うけれど、食べたくなってしまい、食べるとドカ食い・過食になりそうで怖いのであれば、そんなときこそ食べることをおすすめします。
過食になりそうなのであれば、しっかりと食事を摂っておくことで、余計な空腹感がなくなり、必要な栄養素を摂ることで心も体も安定し過食を防ぐことができます。
しかし、食べたくないからと空腹とストレスばかりためていると、急にドカ食いしてあっという間に太ってしまう可能性があります。
過食が怖い時こそ、変に絶食せず、軽くでもいいので決まった時間に食べるようにしてみましょう。
まとめ
痩せたいから食べたくない、その食べない結果であなたはなりたい姿に本当になれるのでしょうか?
誰かを見返したい、自信を持ちたいから痩せたいとき、本当は「綺麗になって、見返したい、自信を持ちたい」はずです。
ただ痩せれば綺麗になれるとは限りません。
綺麗は健康な体があってこそ。
痩せたいから食べたくないと思ってしまうあなたは、綺麗になるために食べる、という選択肢をもってみましょう。