食べ過ぎで増えた体重が戻らないとき、「どうしよう!」と、とても焦ったことはありませんか?
焦ってしまうほど無理に食事を減らしてストレスが溜まってしまったり、さらにドカ食いしてしまったりすることもありますよね。
無理に断食したり、毎日体重計とにらめっこすることをやめて、自分の体調や体の変化に目を向けることで、食べ過ぎで増えた体重は戻っていきます。
今回は食べ過ぎで体重が戻らないときの考え方をお伝えします。
目次
食べ過ぎて体重が戻らなくて自己嫌悪
食べ過ぎて増えた体重が戻らない、と思うことは普段から体重管理をしているということですね!
その心がけはよいことです。
体重管理は体調管理の一つです。
しかし、食べ過ぎてしまった後はいつもと変わった体重を減らすべくなんとかしようと思うもの。
体重計にのっては0.1㎏すら一喜一憂してしまいますよね。
体重を数字として客観的に観察できる方ならよいですが、数字によって自己嫌悪してしまうなら注意です。
自己嫌悪と焦りで、もっと早く体重を減らそうとすると、また過食にもつながりかねません。
こんなとき、「いったいどうしたらいいの?」ということで、3つに分けてお伝えしていきます。
参照:痩せないしイライラするならチェックすべき3つのポイント
1.食べ過ぎて体重が戻らないなら、体重計に乗らない!
食べ過ぎて体重が戻らないとき、体重計に乗るたびに一喜一憂したり、思うようにいかないことにイライラ、悲観的になったり、自暴自棄になってしまうことはありませんか?
もし一つでも当てはまるのであれば、思い切って体重計にのることをやめてみましょう!
「体重をはかることをやめたら、もっと太ってしまうよね?」と思いますか?
もし一喜一憂して心が疲れてしまうことがあるなら、体重をはからないことで気持ちを安定させることができます。
体重が戻らなくて焦っているときは、とにかく「体重を減らさなきゃ、戻さなきゃ」と数字に必死になってしまい、自分の価値すらその数字に左右されてしまいますよね。
体重をはかるよりも、日々の体調の変化、むくんでいないかとか肌は荒れていないか?便通はあるか、服はいつもどおり着られるか、きつくなっていないか?などもっと自分自身を観察することが大切です。
いくら体重をがんばって戻したといっても、実は筋肉がおちて体脂肪は増えていた、とか肌荒れが酷い、顔がむくんでいるといった状態だったら、ちょっとがっかりですよね。
体重は確かに目安ですし、記録することがダイエットにつながる人もいます。
しかし、一喜一憂してしまい、客観的に体重の変化を観察できない人は、あえて体重をはかることをやめてみることが変化につながることがあります。
2. 焦って極端に食べる量を減らさない
食べ過ぎて体重が戻らないからといって、焦って極端に食事量を減らして体調を崩してしまったり、減らして我慢していた分ふたたびドカ食い・過食になってしまったという経験はないでしょうか?
食べ過ぎた後は48時間で調整する、という方法をよく聞きますが、うまくできる人はその方法が合っているのかもしれません。
しかし
- 自分の体調や生活習慣を無視しして断食
- ただ食べなければよいといってブラックコーヒーだけ飲んで過ごす、
- 食べる量を減らせばよいといってコンビニおにぎりだけ、コンビニスムージーだけ摂る
こういった食べ方をしても、体重は減ったとしても綺麗になれる感じはしないですよね。
さらに、朝昼抜いたから夜はおなかすいたし食べよ!といってハンバーガーやパスタを食べていたら…さらに体重は増える可能性大です。
参照:ダイエット中に過食でリバウンドしたときの考え方と3つの対処法
3. 体調と向き合い、過不足を考えて食べるがおすすめ
体重が増えて戻らないとき、どこかで勧められた情報や、やり方通りに何とかしようとするよりも、まずは自分の体調や何をたくさん食べて体重が増えたのか、向き合いましょう。
たとえば朝は断食が良いらしいけれど、日中は立ち仕事で疲れるから朝ごはんは食べておきたい、なら無理して断食する必要はありません。
そこでプラスで考えてほしのは「体調」と「何を食べすぎていたか」です。
食べ過ぎ、ドカ食い、過食で胃腸が疲れている、痛いなど不調があれば、消化しやすいものを選んで食べることが必要です。
スムージーや温かい汁もの、スープやおかゆ、果物をよく噛んで食べることも◎です。
さらに、食べ過ぎていたもの、足りなかったものは何か考えて摂る食事をえらんでみましょう。
たとえば
- 脂っこいものを食べすぎた、野菜が少なかったから、今日は野菜を多めにたべて油は控えめにしよう
- ピザやパスタなど炭水化物ばかり食べすぎた、今日はタンパク質が摂れる食材、卵や豆腐、鶏むね肉を食べてみよう
- 塩分とお酒を摂りすぎた、水や白湯、ノンカフェインの飲み物をいつもより意識して摂ろう。
など、食事における過不足を調整するように考えてみるとよいです。
そういった調節をしていると、むくみがとれたり、摂りすぎた脂質や糖質をエネルギーとして消費しやすくなることで、結果的に食べ過ぎた分をため込まずに体重ももとに戻っていきます。
食べないことは、むしろ体にエネルギーをため込もうとするので、体脂肪が増え、筋肉がおちてしまい、体重が戻り辛くなったり、体型だけがくずれていく原因にもなります。
まとめ
食べ過ぎで増えた体重が戻らないとき、体重にばかり注目してしまいますが、鏡をみることや普段の服や下着がきつくないか違和感ないか?ということも目安になります。
食事を減らすばかりではなく、いつもより少し歩行数を増やしてみたり、ながら運動をふやすことなど運動面も変化をつけるとよいですね。
気合を入れすぎて運動してもただ疲れてしまい、体調を崩すことも。
日頃から自分の体に目を向けることで、時折食べ過ぎても、落ち着いて普段のベストに戻していくことができます。
まずは体重計にのって一喜一憂する人は測らないことにトライしてみましょう!