自己受容・自己肯定

痩せる理由は「自信ない」から?本当の自信を手に入れる3point

「痩せたらきっと自信がつく。」

今のままでは自信が1ミリももてないから、きっと痩せれば自信がもてるはず

という思いを持ったこと、あるのではないでしょうか。

確かに、瘦せることで自分をコントロールできるという自信や、努力して手に入れた優越感、着たい服が着れたり、やってみたかったファッションやメイクにトライできるなど良い変化をたくさん得ることができます。

なにより「痩せたね」と周りから言われることは周りから認められている、という自信につながります。

しかし、痩せれば成功がすべて手にはいるかというとそうでもなく、他人と比較して優越感に浸っているのなら、結局人と比べていく姿勢はかわりがありません。

体重や体型だけが自信になっているのなら、女性であれはライフイベント、ライフスタイルの変化で体型も変化することがありますが、体重が増えると自信がなくなる、体型が崩れるとダイエットに焦るといった「痩せ」に依存した自信であったということになります。

それは本来の自信でしょうか?

痩せて自信をもつのは構いませんが、たとえそうでなかったとしても自分自身を認めている、私は私と受け入れた人生のほうがより安定した自信をもって生きていけるのです。

痩せる理由は「自信がないから」というあなたへ、本当の自信を得るためのポイントをお伝えします。                                                                                                                                                                         

参照:自分を好きになるなんて無理!そんなあなたへの対処法

痩せる理由は「自信ない」だと「自信」に振り回されちゃうよ!

痩せる理由は「自信ない」からとしたとき、どんなリスクがあるかあなたはわかりますか?

理由にリスクなんてあるの!?

あるんです。

今、この私では「自信がない」という理由で、ダイエットをしてやせた場合、確かに自信は持てるでしょう。

「今の太っている自分」ではできなかったことができるようになるのですから。

「人生変わった」というように、人によっては劇的な変化を感じることもあります。

そういう時って、「痩せたこと」にものすごい価値を置いているんですよね。

そうしたときに何が起こるかというと「痩せていない」ことに嫌悪感を抱くのです。

(全ての人がそうとは限りませんが)

痩せていない人に嫌悪感を抱いたり、太っている人を見下したり「私はこんなに痩せたんだ」ということを周りに「すごいね」と認めてもらうことで自信をもつようになったりするのです。

痩せて得た自信というのが、「他人からの承認による自信」、瘦せたことで回りの人から認められた!という気持ちからくる自信であった場合、それは他人ありきの自信で本当の自信ではない可能性が高いのです。

例えば女性であったら、痩せたことで自信をもてた!と感じた後、妊娠して体型が変化したとき、「痩せていない私はダメだ!」と感じ、またダイエットをはじめることも多いでしょう。

ただでさえ育児で大変なときに「痩せていないと」と思いダイエットをがんばろうとすると、ちょっと上手くいかない、思うようにいかないときにものすごく自分を責めます。

しかも「痩せたから自信があった」ので痩せてない自分にはまた自信がなくなってしまうのです。

それって「自信」なのでしょうか。

何にも振り回されない、何があっても自分に戻れるのが「自信」なのです。

ではどうしたらぶれない自信をもちながら痩せることもできるのか?

本当の自信を手に入れるポイントをお伝えします。

参照:普通体型とは何なの?体型の評価が気になるときの幸せのヒント

1 . 痩せる理由が「自信がない」を逆にする!?

痩せる理由は自信がないから、ではなく自信があるから痩せる!という順番になるようにしてみましょう

痩せる前からすでに自分に自信をもつのがベストなのです

そんなことできるの?

できます。

何か自分ができないことを「太っている、理想の自分ではないから」というせいにしないこと。

小さなことでもいいから今の自分でできることをやってみることが大切です。

「太っているからオシャレができない」

そう思うあなた、本当に「太っていたらおしゃれができない」のでしょうか?

物理的に自分が着たいと思う洋服が合うサイズがない、というのはあるでしょう。

けれど、だからといってあきらめるのではなく、できることからおしゃれをするのです。

小物だけでもお気に入りにしてみよう、アクセサリーだけでも素敵なものを身に着けよう。

そんな小さなところから「自分が」楽しむことが大事です。

誰かに褒められようとか、誰かに認めてもらおうとか考えると「批判された」「馬鹿にされた」と思ってしまうのです。

  • わたしのためにおしゃれする
  • 私が楽しむためにおしゃれする

それを心にもっていれば怖くなくなっていきますよ。

参照:自分が嫌いだから変わりたいときに意識したい2つのこと

2 .痩せる理由は「健康のため」にすると上手くいく

痩せる理由を「健康のため」とすれば必然的に自分のためとなります。

ご家族のため、となることもあるでしょう。

自信なんて関係なく、自分のために頑張れますし、健康のため=美容のため、ともいえるのでお肌の調子がよくなったり、むくみがとれた、ひきしまったと結果的に「きれいになる」ことにつながります。

自信がないから、自信を持つために痩せるより、

「健康のためにもっと良くなる!」

と前向きな姿勢のほうが、ちょっとした失敗も心がぶれることが少ないし、結果的にあなたが求めている「美しさ」も手に入れることができます。

参照:食べても細い人が羨ましい。でも落ち込む必要がない3つの理由。

3. 痩せたら自信がつくと期待しないこと

痩せたら自信がついて自分が完璧になれる、理想になれると期待しないほうがよいでしょう。

なぜなら「痩せる」を叶えても、別のことに目がいって、今度はそちらが「自信ない」の理由になってしまうことがあるからです。

例えばやせたけれど

  • 一重の目が気になる
  • 顔のシワが気になる
  • 歯並びが気になる
  • 足の太さがまだ気になる
  • 胸の大きさや形が気になる…

こんな風にいくらでも気になるところが出てきて、コンプレックスに感じ、また自信をなくすのです。

外側の持っていないものに目を向けて自信をつけようとせず、内側にあるものや既にもっているもので自信をもちませんか?

そのほうが手っ取り早く自信が手に入り、ぶれることがありません。

あなたは既に「良いものをもっている」と気づくことが大事なのです。

まとめ

痩せることで、多くの人が「自信がついた」と思うでしょう。

しかし、実はその自信はブレやすく、脆い偽物かもしれません。

たとえ何か病気や体型の変化、些細な批判があっても「私は私、自信はかわらない」と言えますか?

  1. 今の自分でできる、楽しみから
  2. 健康を意識して
  3. 内側にすでに持っているものに注目する

本当の自信を持った、幸せな自分を手に入れましょう。

ABOUT ME
皆川 ゆり
岩手県出身/管理栄養士 【心をゆるめる栄養カウンセラー】 痩せ願望や自己否定によるダイエットからリバウンド、摂食障害、ストレス食いに悩む方が、ダイエットに縛られた心から解放されて、自分の魅力を生かせるようになる食事とマインドをお伝えしています。