過食克服

チューイングをやめるにはこの3つから始めてみよう

「チューイングをやめるにはどうしたら良いのだろう?」

やめたいと思っても、そもそも、そのチューイングしているというお悩みを誰かに相談することが難しいと感じていませんか?

チューイングとは、食べものを口に入れてくりかえし噛み、飲み込まずに吐き出すという行動のことです

特に食べるのが怖い太るのが怖いといった拒食症、吐くことができないけれど大量に食べたいと思う過食症の場合、このチューイングが自分にとっての救いのようなものになっていることもあります。

しかし、その行為は食べないこと・食べ過ぎること・吐くことよりも、なんとなく人に言い辛くありませんか。

止めたいと思っても、なかなかやめられないということも「このままでいいのだろうか?」と不安になります。

もしあなたがチューイングをやめたいと思ったら、食べたいものを食べたい分だけ味わって食べること、過食の対策と同様に食べ物をストックしないということが大事です。

今回はチューイングをやめるには、こんなことから始めてほしいということを3つお伝えします。

参照:痩せたいから食べたくない?そんなとき見直したい3点

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チューイングをやめるにはどうしたらいいの?

チューイングは、噛み吐き行為と呼ばれるもので、食べものを口に入れてくりかえし噛み、飲み込まずに吐き出すという行動のことです。

チューイングは、体重増加を回避する行動とみなされることもありますが、正式な摂食障害の分類では、「だらだら食い」もあるため、神経性過食症(嘔吐を伴う過食症)の診断には当てはまらないことも多いのです。

しかし、チューイングをしている方はご存知の通り、過食嘔吐と同じように大量の食物を噛んで吐き出すことができ、過食症と同じように食べ物に出費がかさみ、ときには過食嘔吐、ときには噛み吐きという人もいて、この場合は、「過食(むちゃ食い)」があるため、「神経性過食症」と病院で診断されることがあるようです。

過食嘔吐と同じように、食べては出し、を繰り返すため、心も体も満たされず「もっと欲しい」となってしまいます。

チューイングなら体に負担もない?

過食嘔吐の場合、消化器官への負担や歯への影響などデメリットも多く感じ、チューイングのほうが体に負担がなさそうと感じますが、チューイングでも負担はゼロではありません。

私の場合はチューイングを繰り返していたら逆流性食道炎になってしまいました。

飲み込むまい、と思って必死に吐き出してしいると、嘔吐と同じように胃液も上がってきてしまうようです。

また口腔ケアをしないと、虫歯になりやすいこともわかりますよね。

吐かないからマシということはなく、通常の食事の行為とずれてしまうと、その分何かしら体への影響は起こるのです。

しかしチューイングも、過食や過食嘔吐と同じように、なんらかのストレス解消としてやってしまったり、太ることを避けるためにしてしまうことは多いです。

普通に食事をできるようになりたい、チューイングをやめたいと思ったときは、ストレスを緩和することにも注目しつつ、これからご紹介することからはじめてみてください。

参照:太りたくないのに食べてしまう!を解決する3つの鍵

1.チューイングをやめるには「これは食べる」と一つ決める

チューイングをやめるには、最初からすべてチューイングという行動を自分から取り上げる必要はありません。

普段の食事のなかでもチューイングしたくなってしまう場合、食べることが怖くてチューイングしてしまう場合は、まず「これは食べる」と1つ決めてみましょう。

ダメと思えば思うほど、やりたくなってしまうものです。

もしあなたがチューイングを少しでもやめていきたいと思うのであれば、まず「チューイングせずしっかり味わって食べよう」というものを1つずつ食べてみましょう。

おいしいと思って食べることができなかったり、怖いと思ってしまっても大丈夫です。

少しでもあなたが「食べたい」と思うものを、しっかり食べてあげることで心も体も徐々に満足していきます。

参照:ゼロカロリーなら過食しても安心?注意点と過食を抑える3つの工夫

2.過食前提に買い込まない

チューイングや過食前提で食材を買い込んでしまっていませんか?

その場合は、過食対策と同じでとにかく手元に食べ物を置き過ぎないようにしましょう。

もしくは、作り置きしない、ということも入ってきます。

どうしてもすぐ食べられるものや、食べられる環境にあると、繰り返し行動をとってしまうもの。

本当に、チューイングを減らしていこうと思うのであれば、ストックを置かないことをおすすめします。

参照:お菓子をあるだけ食べてしまう時に確認したい5つの対処法

3.食べたい分だけ食べる

「一度口にしたもの、手を付けたものはすべて食べなければいけない」

そう思って食べるけれど、食べるのが怖くなったり嫌になってしまって途中からチューイング、ということはありませんか?

あなたは「食べたい分だけ食べていい」のです。

残しても良いのですよ。

「もったいない」「恥ずかしい」「資源のむだ」「貧困の人、食べ物がない人もいるのに」

など色々意見はでてくると思います。

しかし、今の私たちの身の回りは食べ物で溢れすぎています

食べる物を選んだり、自分にちょうど良い食事をしないと、むしろ病気になってしまうという状況ではないでしょうか。

私たちはむしろ、「自分に必要なものを選択して食べていく」ことが大切なのです。

食べられる環境である、という事実に感謝しながらも、あなたにとって心地よい食べ方、体にとって必要な食べ方を選択していきましょう。

そのためには、「食べたい分、必要な分」だけ食べること、それを味わって食べることを意識してみてください。

まとめ

チューイングをしてしまっている自分を責める必要はありません。

そうなってしまうのはどうしてだろう?
どうしたら、心をラクにすることができるだろう?

ということに目を向けていくことが大切です。

その上で、チューイングをやめるには今回ご紹介した3つのことからはじめてみてくださいね。

ABOUT ME
皆川 ゆり
岩手県出身/管理栄養士 【心をゆるめる栄養カウンセラー】 痩せ願望や自己否定によるダイエットからリバウンド、摂食障害、ストレス食いに悩む方が、ダイエットに縛られた心から解放されて、自分の魅力を生かせるようになる食事とマインドをお伝えしています。