過食克服

野菜の過食が止まらない!○○不足を解消しよう

あなたは野菜を過食して、止まらなくなったことがありませんか?

  • 野菜だから安心と思ってたくさん食べていたらやめられなくなった
  • 安心だと思って無限に食べてしまう
  • 野菜とはいえ、ちょっと苦しい…
  • 野菜過食がむなしくなってきた…
  • 安心だけど、ちっとも満たされない

意外と、野菜過食ってつらいですよね

「体に良いはず」と思って、「これなら大丈夫」と過食してしまって結局後悔したり、いくら食べても満たされなくて、いつまでも食べてしまったり。

キャベツ一玉、もやし3袋と、冬場は野菜鍋を無限に食べたり。

おなかが苦しいいのは変わりませんし、食べたい気持ちがむしろ増えてしまっていたら要注意です!

そうなってしまっているときは、まずは食事を見直して、心を満たす食べ方にシフトしてみましょう。

参照:野菜の過食なら太らないからOK?見落としがちな野菜の食べ方

野菜過食が止まらないのは「満たされていない」から

野菜過食が止まらないのは、体が満足できる食べ方ができていないから

体は「ごはん」などエネルギーになる炭水化物や糖質を欲しているのに、野菜ばかり食べていたらいつまでも体は満たされず「もっと食べないと」と思ってしまいます。

さらに、心の方も「本当はごはんが食べたいけど…太るのが怖いから野菜でごまかそう」と思っていたら、それもまた心を満たせず、違うことをしてしまっているので、「なんだか不足感」が続いてしまうんですよね。

野菜なら安心、が逆効果

野菜ならいくら食べてもいいよね、という気持ちが逆に「いくら食べても満たされない」という状況を作ってしまうことも。

たとえばパスタの代わりにキュウリやニンジン、キャベツを麺に見立てた料理。

野菜なら、と思ってたくさん食べていませんか?

「本当は普通にパスタが食べたい」と思いながら…苦笑

「おいしそう」「食べたい」で食べているなら、心も満たされますが、「ヘルシーだから」「野菜だから」「パスタだと太るから」という「太りたくないから」ベースだと、良いことをしているつもりが、不足感へ繋がっていることがあります。

参照:【過食後の体重】増えて焦る前に知っておきたいこと3選

1.野菜の過食が止まらないなら、体にガソリンを入れよう

野菜の過食が止まらないあなたは、太るのが怖いからと言って炭水化物(ご飯や麺類)を極端に避けていませんか?

糖質制限でうまくいく人も多いかもしれませんが、過食やダイエットを繰り返してしまうならあなたはその食事が合っていないということです。

太ることを気にして「ごはん」を避けていますか?

実は「ご飯=糖質」ではありません。

ごはんには糖質だけではなく、タンパク質やビタミン、食物繊維が含まれているのです。

砂糖は単純に糖質だけの食品ですが、ご飯はそうではありません。

様々な栄養素が含まれた食べ物なので、砂糖と同じと思ってしまうのはもったいない!

炭水化物は体にとってエネルギー源!

炭水化物は体にとって、車に例えれば「ガソリン」なのです。

ガソリンがないと車って動かないですよね?

体も同じです。

炭水化物でエネルギーをとることで、内臓が働き、消化したり代謝を上げたり、必要な栄養素を体に巡らせていくように働いてくれるのです。

エネルギーが欲しいのに、「野菜ならヘルシーで安心!」と思って野菜ばかり食べていたら、体はもっとエネルギーが欲しいから満足できずいつまでも食べてしまったり、野菜過食が止まらなくなるのです。

野菜過食がやめられない、なんとかしたい!と思うのであれば、まずは抜いてしまっているであろう「炭水化物」を食事で摂りましょう。

白米が不安なら、玄米や雑穀米でもOK

安心できるところから炭水化物を増やしてみてくださいね。

参照:白米が怖いあなたへ、3ステップの解決策

2.ノンオイルならもっとヘルシー!?

野菜の過食が止まらないあなたは、ノンオイルでさらにヘルシーにしていませんか?

野菜には油脂があることで吸収率が上がるビタミンも豊富に含まれています。

それなのに「ノンオイル」で食べていたら、たくさん摂れるはずの美肌の素も無駄にしてしまっているかも!

しかも、油脂は消化に時間がかかるために満足感を持続させてくれます

ノンオイルだから~と「ノンオイルドレッシング」をたくさんかけて食べていませんか?

その市販のノンオイルドレッシング、油脂は使っていなくても、糖類がたくさん入っていることがあります。

「砂糖」とかいていなくても「○○液糖」など「糖」がついていれば、それは糖類になります。

ヘルシー!と思って食べているのに、実は「避けていたはずの」糖をたくさん摂っていたら悲しいですよね。

脂質をむやみに嫌う必要はありません

脂質は先述したように、ビタミン吸収の手助けをしてくれたり、そのほか栄養素を吸収するための潤滑油となってくれます。

人の細胞の壁は「脂質」でできています。

その脂質を食べないことは、お肌に潤いがなくなったり、髪にツヤがなくなったり、きれいになりたかったのに逆方向に歩いてしまっているかもしれません。

野菜を食べるときに、オリーブオイルやごま油、アマニ油、えごま油をかけて食べたり、手作りのドレッシングをかけて食べることで、満足感があがり過食を防ぎます。

さらに栄養素の吸収も効率よくしてくれるため、あなたがきれいになる手助けもしてくれます。

脂質と仲良くしてみましょう!

まとめ

野菜の過食が止まらないときは、まず普段の食事で避けすぎているものがないか思い出してみましょう。

これを食べれば「太る!」という食べ物はありません。

太ってしまう原因は偏りすぎること、一つのものを食べすぎること。

あなたが食べ物となかよくすれば、食べ物はあなたの味方になってくれます。

怖いと思う食べ物があるなら、「これなら大丈夫」というものから小さく、仲良しを初めてみてくださいね。

ABOUT ME
皆川 ゆり
岩手県出身/管理栄養士 【心をゆるめる栄養カウンセラー】 痩せ願望や自己否定によるダイエットからリバウンド、摂食障害、ストレス食いに悩む方が、ダイエットに縛られた心から解放されて、自分の魅力を生かせるようになる食事とマインドをお伝えしています。