過食克服

「太りたくないのに過食」するなら必ずやめたい2つのこと

太りたくないのに過食してしまう…そんな自分が本当に嫌。

「痩せたい」

「ダイエットを成功させたい」

「きれいになりたい」

そう思うし「太りたくなんかない」と思っている、むしろ誰よりもそう思っているはずなのに、過食してしまう。

そんな時って、とても自分を責めてしまうし、自分のありたい姿と逆方向に向かってしまうことに怒りと悲しみでいっぱいになります。

太りたくないのに過食してしまうなら、「過食してはいけない」と思うことをやめましょう。

あなたを苦しめている原因は「過食しちゃダメ!!」と自分を押さえつけていることです。

参照:痩せたいのに食べ過ぎてしまうなら試してほしい4つの方法

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太りたくないのに過食してしまうのは怠けているから?

太りたくないのに過食してしまうって、一見ただの「努力が足りない人」にみえますよね。

自分でも「どうしてこんなに頑張れないのだろう」と思ってしまい落ち込んでしまことを繰り返しがちです。

しかも、ダイエットでなんとか瘦せようとして少しうまくいきはじめたときに、ストレスが爆発して過食になってしまうことも。

過食は「誰にでも食べ過ぎることあるでしょ?」と思われる「ただの食べすぎ」ととらえられたり、そんなの我慢すればいいと言われてしまうこともあります。

それでうまくいっているなら、誰も苦労もつらい思いもしません。

基本的に完ぺき主義

過食をただの食べすぎで済ませられる人、食べ過ぎてもスカッとして次からまた普通に過ごせる人と、過食に後悔し続ける人の違いは、基本的に完ぺき主義であるということです。

「こんな自分ではだめだ!」と思うということは、つまり「常に理想通り、計画通りでなければならない」という思いを持っていませんか?

過食を食べ過ぎで済ませられて、後に引きずることがない人は「そんな日もOK!そんな私もOK!」と割り切っているのです。

そもそも「こんな私ではだめだ」という概念もないかもしれないし、「次からまた頑張ればいい」と軽くとらえられていることもあります。

ある意味上手に「あきらめている」のです。

でも完璧主義がベースの人は「予定通りに食べられなかったからもうだめだ」「ちょっと食べ過ぎたからもうだめだ」と思ってしまい、すぐ自暴自棄になってしまったり、自分責めになってしまいがちです。

参照:太りたくないのに食べてしまう!を解決する3つの鍵

1.太りたくないのに過食するなら「食べちゃダメ」をやめよう

太りたくないのに過食してしまうなら、「食べちゃダメ」と思うことをやめましょう。

「太りたくないから【食べちゃダメ】と思うのは当たり前!なのにどうして?」

と思いますよね。

しかし「ダメ」と思うほど、意識がそこ(食べる事)に向いてしまうのです。

禁止されると、余計気になりませんか?

ではどうしたらよいか?というと「食べても食べなくてもいいんだよ」と考えてみてください。

「どっちでも良い」を自分に許してあげましょう。

いつでも、どちらを選択してもいい。

自分のなかにきっと食事のルールがたくさんあると思います。

でもその自分で決めたルールでさえ「どっちでもいいんだよ」と許してあげましょう。

「こうでなければならない」

「こうするべきだ」

をたくさん抱えていると、そのルールから少しでもはみでることが許せないかもしれません。

でも、あなたはそれで上手くいっていますか?

思い通りに生きることができていますか?

日々に楽しさや嬉しさ、幸福感はありますか?

もしあなたが自分の食事のルールに縛られているなら、「食べてはいけない」という禁止を少しずつ許してあげましょう。

参照:食べ過ぎて断食を繰り返してしまうときの問題点と対処法5つ

2.食事制限のダイエットをやめよう

食事制限のすべてが悪いわけではないし、うまくいく人もいます。

でもうまくいくかは、「その食事制限は一生続けられるか?」がポイントです。

食事制限は

  • 特定の食品だけを食べる
  • 特定の献立だけ食べる
  • 食べる重量を決める
  • 特定の食べ方(順番・方法)をする

など「こうでなければならない」というルールのもと行うものです。

「あの人はうまくいっているのに、なぜ私はできないのだろう」

と責めてしまうことはありませんか?

そもそも、「あの人ができるから私にもできる!」という前提が間違っているかもしれません。

環境も体型も年齢も違えば、体質も代謝能力も違う「あの人」と、私が同じことをやれば「成功する」なんて誰が言ったのでしょう

「あなたにもできる!」かもしれませんが、「望む成功が必ずてに入る!」とまでは言っていません。

合わないと感じる「食事制限」はあっさりと止めましょう。

「そうは言っても、食事は整えたい、これ以上太らないように食事を変えたい。」

そんな食事改善の場合、慣れないことをしたり、今まで食べてきたものを止めなきゃいけなかったり制限と同じように負担になる場合があります。

ここで気を付けてほしいのは「自分が楽しんでやれるか?」「ワクワクしながらできるか」ということ。

自分が楽しんでやること、ワクワクしながら、体のことを考えた食事をとることは、それだけでアドレナリンというホルモンが出て代謝が上がります。

ポジティブに楽しんでできる食事改善を行ってみましょう。

まとめ

太りたくないのに過食してしまうなら、とにかく自分を責めないこと!

責めてしまう原因は自分の食事ルールに縛られているから。

そのルールを守れなくても、大丈夫、OKだよ、と自分を許してあげられたらきっと心が緩んでラクになります。

これからもルールに縛られてしんどいと思いながら、できない自分を責め続けたいですか?

少しでも「それは嫌…。」と思ったのなら、ぜひ「自分を許すこと」にチャレンジしてみてくださいね!

ABOUT ME
皆川 ゆり
岩手県出身/管理栄養士 【心をゆるめる栄養カウンセラー】 痩せ願望や自己否定によるダイエットからリバウンド、摂食障害、ストレス食いに悩む方が、ダイエットに縛られた心から解放されて、自分の魅力を生かせるようになる食事とマインドをお伝えしています。