こんなことにお悩みの方へ
・食欲が止まらないけれど、痩せたい
・食べたくて仕方ないけど、本当は太るのが怖い
・そんな自分が嫌いでしょうがない
こういった「食欲が止まらないけど痩せたい」あなたへ必要なアプローチをご紹介していきます。今回のアプローチ法は大きく分けて3つです。
・食べ方
・運動
・睡眠
知っていることがあったときは、再確認という気持ちでご覧ください。
それでは解説していきます。
止まらない食欲はあなたの意思が弱いからではないよ
食欲が止まらないその原因とは?
食欲が止まらない原因は、様々な要因が考えられます。食べ物が美味しいからたくさん食べたい!という自然な食欲や、空腹時間が長すぎてたくさん食べたくなることもありますが、それ以外にもストレスや睡眠不足が原因になることもあります。
食欲が止まらない原因は意思の弱さじゃない
食欲が止まらない原因は、単純に美味しいと感じることや空腹感を感じることだけではありません。ストレスや睡眠不足が原因になることもあります。
ストレスは、交感神経が刺激されることで食欲を増進させる作用があります。ストレスを感じると、脳内の神経伝達物質が分泌され、食欲を増進させる作用があるため、ストレスが続くと食欲が止まらなくなることがあります。
また、睡眠不足も食欲を増進させる原因の一つです。睡眠不足になると、脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、食欲を増進させるホルモンが増え、食欲を抑制するホルモンが減るため、食欲が止まらなくなることがあります。
なんか難しいけど
とにかく意思の問題じゃないみたい
さらに、食欲が止まらない原因として、運動不足や栄養不足も考えられます。運動不足になると、代謝が低下し、脂肪が蓄積されるため、食欲が増進されます。また、栄養不足になると、体が栄養を求めて食欲が増進されることがあります。
ストレスや睡眠不足も食欲のもとになる
ストレスや睡眠不足は、食欲を増進させるホルモンの分泌を促すため、食欲が止まらなくなる原因になります。ストレスが原因で食欲が増進する場合、ストレス解消法を見つけることが大切です。
ストレスは、交感神経の活性化によって、食欲を増進させるホルモンであるグレリンの分泌を促進します。また、ストレスによって、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されることで、脳内報酬系が刺激され、食欲が増進します。
ストレス解消法としては、ストレッチやヨガ、マッサージなどを行うことで、交感神経の活性化を抑え、ストレスを解消することができます。
睡眠不足が原因で食欲が増進する場合、十分な睡眠をとることが大切です。睡眠不足は、食欲を増進させるホルモンであるレプチンの分泌を抑制し、グレリンの分泌を促進するため、食欲が増進します。
また、睡眠不足によって、脳内報酬系が刺激され、食欲が増進することも知られています。十分な睡眠をとることで、レプチンの分泌を促進し、グレリンの分泌を抑制することができます。
食欲が止まらなくなる原因として、ストレスや睡眠不足以外にも、食物中毒や薬物の副作用、うつ病などがあります。異常に食欲が止まらなくなった場合は、医師に相談することも検討しましょう。
わー!カタカナばっかり!
簡単にいうと、ストレスも睡眠不足も食欲のもとなのだ
過剰なダイエットや食事制限が逆効果に
食欲が止まらない場合、過剰なダイエットや食事制限を行うことは逆効果になることがあります。食事制限を行うことで、身体が栄養不足になり、食欲が増進することがあります。また、過剰なダイエットを行うことで、身体がストレスを感じ、食欲が増進することがあります。むやみなダイエット法はかえってあなたを太らせてしまう原因になりかねません。
参照:お菓子をあるだけ食べてしまう時に確認したい5つの対処法
食欲を抑える方法って?
食欲が止まらない原因は意思の弱さではなく、脳内のはたらきや、体のホルモンバランス、睡眠不足そしてストレス、薬物の影響などひとことでは済まされないことがわかりました。
しかし、やっぱりなんとかして止まらなぬ「食べたい気持ち」を抑えることはできないか?基本的なことで、すぐできそうなことをまとめます。
食物繊維やタンパク質を摂取する
食欲を抑えるためには、食事の際に食物繊維やタンパク質を摂取することが大切です。食物繊維は、腸内環境を整え、腸内の善玉菌を増やすことで、満腹感を得ることができます。また、タンパク質は、消化に時間がかかるため、食後の満腹感を長持ちさせる効果があります。食物繊維やタンパク質を多く含む食品としては、野菜や豆類、魚や肉などが挙げられます。
しかしこれも、基本的な食事をとったうえでの話です。食物繊維とタンパク質だけを食べればいいわけではありません。
油も消化しずらいから腹持ちがいいよ
水分を多く摂ることで満腹感を得る
水分を多く摂ることで、胃の中が膨らんで満腹感を得ることができます。ただし、糖分やカフェインを含む飲み物は、逆に食欲を増進させることがあるため、注意が必要です。
運動やストレッチで代謝を上げる
運動やストレッチをすることで、代謝が上がり、脂肪燃焼効果が期待できます。また、運動やストレッチをすることでストレス解消にもなり、食欲を増進させるストレスを軽減することができます。運動やストレッチは、毎日続けることで効果が期待できます。
カロリー消費のためじゃなくて
ストレス解消のために運動しよう
参照:「太りたくないのに過食」するなら必ずやめたい2つのこと
食欲が止まらないけど痩せるための食事って?
痩せるためには、とにかく摂取するカロリーを減らすことが必要と思われがちです。確かに必要以上に摂りすぎているのであれば、減らせばやせることも正しい知識ではあります。しかし、むやみにカロリーを減らせばいいものではありません。寝ていても私たちはエネルギーを消費しますし、食べ物を消化するその働きさえもエネルギーを使っているのです。生きる上で「エネルギー」は絶対的に必要なのです。そのことを忘れないで下さい。
野菜や果物も積極的に摂ろう
痩せるためには、ビタミンやミネラルなどの消化や栄養吸収をサポートしてくれる栄養素もかかせません。野菜や果物には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれており、健康維持に役立ちます。果物は果糖だからといって、糖質制限したい人には嫌われていますが、大量に食べない限り急激に太ることはありません。生のくだもので食物繊維も一緒にとりましょう。
食事の「偏りすぎ」をやめよう
痩せるためには、食事のバランスを考えることが大切です。過剰な食事制限をすると、栄養不足になり、健康に悪影響を与えることがあります。また、食事制限を続けることが難しくなり、リバウンドしてしまうこともあります。
ただ、バランスというとあれもこれも、ちゃんとしなきゃ!となってしまい苦しくなってしまうことがあります。
そんなときこそ、バランスではなく「偏らない」ことを意識しましょう。
何かに偏ることなく、いろんな食べ物を食べる意識をもてば自然と栄養バランスは整っていきます。
野菜ばっかり食べてても
綺麗にはなれないんだ
運動による痩せ方とは?
よく運動なしで!!なんて言われるダイエットもありますが、運動はダイエットのためだけでなく健康な人生を生きていくには欠かせないものでもあります。やったほうがもちろん体にいいことがあります。
有酸素運動や筋トレなど、自分に合った運動を選ぼう
有酸素運動は、長時間続けることで脂肪を燃焼させる効果があります。一方、筋トレは筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができます。
自分に合った運動を選ぶことが大切です。例えば、有酸素運動が苦手な人は、ウォーキングや水泳などの低負荷の運動から始めることができます。また、筋トレはジムに通う必要がなく、自宅でできるエクササイズもあります。
運動によって筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができる
運動によって筋肉量を増やすことで、基礎代謝を上げることができます。基礎代謝とは、身体が安静時に消費するエネルギーのことで、筋肉量が多いほど消費エネルギーが増えます。そのため、筋トレを行うことで、長期的に体重を減らすことが期待できます。また加齢にともなう衰えも筋トレによって防ぐことができます。
運動前後の食事や栄養補給も意識する
運動前後の食事や栄養補給も重要です。運動前には、炭水化物を摂取することで、エネルギー源となるグリコーゲンを補充することができます。また、運動後には、タンパク質を摂取することで、筋肉の修復や成長を促すことができます。
ただし、運動によって消費したカロリーを補うために、過剰な食事をしてしまうと、逆に体重が増えてしまうこともあります。運動前後の食事や栄養補給も、適切な量を意識することが大切です。
アスリートくらい運動するとなると
かなり栄養に気を使っているよね
参照:運動強迫を感じるダイエットから解放されるための3つの方法
心地よい毎日が太らないもと
食欲が止まらないけど痩せたいと思うとき、やっぱりどこかであなたの心と体に負担がかかりすぎているのではないでしょうか。気合いを入れてダイエットに奮闘するよりも、とにかく心地よく過ごせる毎日に変えていくことに力をいれたほうがいいかもしれません。
十分な睡眠をとること
睡眠不足は、肥満やメタボリックシンドロームのリスクを高めることが知られています。睡眠不足によって、脳内のホルモンバランスが崩れ、食欲を増進させる「グレリン」と、食欲を抑制する「レプチン」のバランスが崩れ、食欲が増加してしまいます。また、睡眠不足によってストレスホルモンである「コルチゾール」が増加し、脂肪の蓄積を促進することもあります。
また、睡眠不足は疲れやストレスを引き起こすことがあります。疲れがたまると、運動や日常生活に支障が出ることがあり、ダイエットの効果を損なうことになります。ストレスも同様で、ストレスがたまると、食欲が増加し、運動や日常生活に支障が出ることがあります。
以上のことから、十分な睡眠をとることは、健康的なダイエットを実現するために欠かせない要素であることがわかります。睡眠時間を確保するためには、就寝前にスマートフォンやパソコンなどの電子機器を使用しない、就寝前にリラックスするための習慣を身につけるなどの工夫が必要です。
とにかくストレスケア!
ストレスを溜め込むと、自律神経のバランスが崩れ、食欲の増加や代謝の低下など、痩せにくい体質になってしまいます。ストレスを溜め込まないようにするためには、適度な運動やリラックスする時間を作ることが大切です。また、ストレスを感じたときには、深呼吸やストレッチなどの簡単なリラックス法を取り入れることも効果的です。
大人でも規則正しい生活リズムを
小さいころは規則正しく!とよく言われたものですが、大人だって規則正しい生活リズムを作ることが健康のもとです。食事や睡眠、運動などを決まった時間に行うことで、体内時計が整い、代謝が活性化します。また、規則正しい生活リズムを作ることで、ストレスを軽減することもできます。過剰な食欲から逃れるためにも、規則正しい生活リズムを作り、健康的な生活を送ることが大切です。
まとめ
食欲が止まらないけど痩せたい!と思うと、どうしても気合いで食欲を止めようとしたり、野菜や食物繊維のサプリ、食欲抑制のドリンクなど飲んで太ることを回避しようとします。しかし、根本的な問題を解決しない限り、その異常な食欲を本当の意味で止めることはできません。
むやみにがんばろうとせず、あなたの心地よい毎日を作る意識をもてば、心と体が整い、食欲もおちつき、自然とダイエットも叶っていきます。
まずはあなたの心と体に優しくなる努力をしましょう!