「チョコレートを食べ過ぎることをやめたい!」
甘いもの好きなら、1度は思ったことがあるのではないでしょうか?
チョコってどうしてあんなにおいしいのでしょうか、一度食べだしたら、ついまた一つと手が伸びてしまう魔の食べ物です。
チョコ本体ならまだしも、世の中にはありとあらゆるチョコ菓子が並んでいて、季節ごとにその種類もかわり、コンビニやスーパーで目にしてしまうと、ついつい手に取ってしまうことありますよね。
しかし、太る・ニキビになる・虫歯になるなどデメリットもあり、食べ過ぎはやめたいと感じます。
チョコの食べ過ぎをやめたいときは、チョコの食べ方と食べるもの・普段の食事に気を付けることで解決しましょう!
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目次
チョコレートの食べ過ぎをやめたい、理由は?
チョコレートを食べ過ぎるのはやめたいと思ってやめようとしても、どうしても食べたくなったりしてしまい「なんて意志が弱いんだろう」と落ち込んでしまうこともあります。
チョコレートをやめたい理由として、一番に挙げられるのは「太るから」ということではないでしょうか。
また、チョコレートの食べ過ぎは砂糖や油脂の摂り過ぎになり、肌荒れの原因にもなることがあるため美肌を目指す女性にとって悩みの種となることもあるでしょう。
ここで、チョコレートを食べることのメリットとデメリットについてまとめてみましょう。
メリット
ポリフェノールによる作用で
- 肌老化の防止
- 動脈硬化の予防
- アレルギーの改善
- 精神安定、リラックス
などが期待できます。
- 食物繊維で便通を促進する
- テオブロミンという成分が脂肪の蓄積を抑制する
デメリット
- カフェインの摂りすぎ
普段からコーヒー、お茶類などをよく飲む方はチョコレートの食べ過ぎも含めるとカフェインを摂りすぎになることがあります。妊娠中・授乳中の人は気を付けましょう。
- 砂糖の摂りすぎ
- 油脂の摂りすぎ
砂糖や油脂の過剰摂取による、体重増加・体脂肪増加は様々な生活習慣病などの原因になります。
適量を食べましょうと言われても、やめられないのが悩みです。
ではここからチョコレートの食べ過ぎ対策のポイントを解説していきます。
1. チョコレートの食べ過ぎをやめたいなら食べ方を変えよう
一番は家にストックしておかないこと!
目の前にあるもの、手の届く範囲にあるものはどうしても食べたいと思ってしまうもの。
食べ過ぎをやめたいなら、まず家にストックを置かないことが一番です。
自分がストックしなくても、家族が買ってきてしまう場合は、すぐ取り出せるようなところではない棚の上とか引き出しの中にしまっておいてもらいましょう。
大袋で買わない
食べ過ぎるのは、そこにたくさんチョコがあるから!
ストックしないことと同じくらい、大袋で買わないことは重要です。
こちらも、もし家族が買ってきてしまう場合は、ストック同様手の届きにくいところに閉まっておいてもらいましょう。
食べるときは、小分けにして出すようにしましょう。
開けっ放しの大袋をその辺に置いておくと…食べてしまうのは当然です。
量を可視化する
一度に食べる量を可視化しましょう。
どんなお菓子食べ過ぎ対策も、「小皿にわけましょう」とよく言われますよね。
しかし、正直それって面倒くさいのも事実。
私がよくこどもたちにやっているのは「ティッシュ」や「紙」に分けること。
わざわざお皿を出す必要もありません。
とりあえず、何かにわけて「今食べる量」を把握することが大事です。
いくら食べたかわからなくなるから、ついつい食べ過ぎてしまうんですよね。
アーモンドチョコやマカダミアチョコなど箱に入っていると、気が付いたら無くなってしまうことがあるので、今いくら食べるか可視化してから食べると安全です。
小さいものを選ぶ
箱が小さいのもそうですが、チョコ1つのサイズが小さいものを選んでみましょう。
板チョコ1枚を買うよりは、ダース1箱の方がちょっとずつたべられますよね。
1個売りのチロルよりは小袋などに数個入って売られているもののほうが1個当たりが小さいです。
カントリーマアムも大袋入りよりも、ミニサイズのほうが食べ過ぎ防止になるかもしれません!
ですが、これは人によってどちらが満足度が高いかわかりません。
普通サイズ1個をしっかりたべるのと、ミニサイズを2個(数多く食べる)のとどちらが満足度が高いかはあなたの好みです。
小さいものの方が、食べ過ぎ防止になると提案しますが、小さいものだとかえって食べ過ぎてしまうよ!という方は、一般的なサイズのものを1個食べて満足したほうがいいかもしれません。
チョコパイ1つで満足して間食が減るならそれでも良いし、ミニチョコパイ2個で数をたくさん食べた方が満足ならそれでもヨシです。
そこはあなたが試してみてくださいね。
時間を決める
間食の基本でもありますが、だらだら食べないようにすること、食べる時間を決めておくのも食べ過ぎ対策になります。
午後のおやつにだけ、仕事終わりの疲れたときだけ、夕食後は食べない、など。
だらだら食べをやめることは虫歯防止にも良いですよ。
2.食べる種類を変える
高級チョコを買う
コンビニやスーパーのチョコをやめて、デパ地下にあるようなチョコレートを買ってみましょう。
ゴディバ、ピエール マルコリーニ、ほかにも高級チョコメーカーはたくさんありますね!
高級チョコのよい所は、材料が上質なところ。
本物のチョコ1粒をゆっくり味わうことは心を落ち着かせる時間をもつことにもつながります。
高カカオに変える
ミルクチョコを高カカオチョコにかえて、食べ過ぎを防止しましょう。
慣れない人には70%でもとても苦く感じるようですね。
食べ慣れてしまうと、これらもパクパク食べ過ぎてしまうので注意は必要ですが、ただミルクチョコを食べ続けるよりはカカオの栄養素を多く摂れるメリットがあります。
カカオ豆に含まれるカカオポリフェノールには腸内環境を整え、便通改善を促す食物繊維が含まれます。
適量摂取することで、便秘の改善や予防につながる可能性があります。
活性酸素の働きを抑える抗酸化作用を持ち、肌を若々しく保ったり、血をさらさらにしたりするエイジングケア効果もあるとされています。
しかし、高カカオチョコを食べることが健康に最もよい!というわけではありません。
実は高カカオチョコは普通のチョコに比べて脂質が1.2~1.5倍の商品もあり、普通のチョコよりもカロリーを摂りすぎてしまうことも。
なんでも食べ過ぎには注意ですね。
近年ではカカオ濃度もメーカーも様々ですので、お気に入りを探してみてください。
材料にこだわって買う
高級チョコを食べることと似ていますが、材料にこだわっているチョコを食べることで、体に少しでもよいものを摂り入れると考えましょう。
オーガニックのチョコも多くのメーカーから出ていますね。
オーガニックチョコレートとは、主原料のカカオからほかのナッツやミルクも含めてすべてオーガニック(有機栽培)原料で作られたチョコレートのことで、遺伝子組換え原料などを使用しないで製造されています。
日本では「有機JAS」マークがついているチョコレートが、オーガニックチョコレートと呼ばれています。
カカオ豆以外の原料もすべてオーガニックで余分な添加物はもちろん甘味料もフリーであるものがおすすめです。
成分表示がガチャガチャしておらず、シンプルなものを選ぶようにしてみましょう。
3.普段の食事を整える
チョコレートを食べ過ぎてしまうあなたは、そもそも、やはり普段の食生活に原因があるかもしれません。
- 糖質制限で糖質不足
- 脂質制限で脂質不足
- 鉄分不足
- ミネラル不足
特にごはんなど主食を控えている人は、甘いものへの欲求が高まります。
主食を減らし過ぎていませんか?
ごはんを増やすことで、チョコレートへの欲求が減り食べ過ぎを防ぐことができるかもしれません!
ごはんを減らしていた!という方は、試してみてくださいね。
まとめ
チョコレートを食べることにはメリットもデメリットもあります。
完全に止めようとすると、難しい!たくさん食べたい!と思ってしまいますが、食べ方・種類を変える工夫や、普段の食生活を見直すことで、チョコレートの食べ過ぎはやめることができます。
さっそく今日できそうなこと1つから始めてみてくださいね!
〈参考文献〉
独立行政法人 国民生活センター 高カカオをうたったチョコレート https://www.mhlw.go.jp/shingi/2009/01/dl/s0114-10j.pdf (2022.1.8 閲覧)